MG60 製品情報
- 概 要
- 仕 様
- 取扱説明書
- ファームウェア・アップデート
- リチウムイオン充電池の使用について
株式会社ニコンとの協業機種(協業について)
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(その他の購入方法・取扱店)
※付属品等はこちらのページのリンク先よりご購入いただけます
■高耐熱クオーツ管を搭載する高耐熱、高耐久マシンガンストロボ
発光部に高耐熱クオーツ管(特許取得済)を採用。最大ガイドナンバーは60(ISO100/200mm 時)。
フルパワーでの連続発光にも耐える仕様で、シャッタータイミングを逃すことなく撮影に集中できる、タフなクリップオンストロボです。
■ミラーレスカメラに合わせマシンガンストロボを最小/最軽量化
クリップオンストロボとしては最大クラスとなるガイドナンバー60(ISO100/200mm 時)の大光量を維持しつつ、ミラーレスカメラに適したコンパクトなボディサイズを実現しました。重さも、MG80 Proと比較し約20%の軽量化を達成しています。
■NAS*1 レシーバー内蔵
NASのレシーバー機能内蔵。NASコマンダー(Air10s)を使用し、電波式ワイヤレス通信によりTTL調光が可能です。
■リチウムイオン電池で最短約1.2秒の高速チャージ
市販の保護回路付きリチウムイオン電池14500タイプ(電池別売り・当社で取扱あり)使用時に、最高の性能が発揮できるよう設計されており、フル発光時、約1.2秒*1の最速チャージ、約360回*2の発光回数を実現しています。
入手しやすい単3形ニッケル水素電池・アルカリ乾電池も使用可能です。
*1 当社測定方法による
*2 容量1,000mAhのリチウムイオン電池使用時
注意
■着脱可能なスライド式ズームカバー
スライド式ズームカバーによるオートズームを採用。ズームカバーがスライドし、照射角をオートまたはマニュアルで変えることができます。
ズームカバーはマグネットにより本体に取り付けられているため、工具を使わず取り外し可能です。
注意
*1 NAS(Nissin Air System)は弊社独自の規格です。カメラメーカー純正品など他社の電波式ワイヤレスシステムとの互換性はありません。
【MG60 主な仕様】
- マウントタイプ:ニコン用・キヤノン用
- ガイドナンバー:
60(ISO100・m/照射角200mm時)
32(ISO100・m/照射角35mm時) - 放電管出力:82.5Ws(ズームカバー取り外し時)*1
- カバー焦点距離:24~200mm(オートズーム)・24/28/35/50/70/85/105/135/200mm(マニュアルズーム)ワイドパネル使用時16mm
- 電源(別売り):
<使用推奨電池>保護回路付き3.7Vリチウムイオン電池14500型4本 ※本製品はリチウムイオン電池使用時に高い性能を発揮できるよう設計されています
<その他の使用可能な電池>ニッケル水素電池・アルカリ乾電池 単3形4本*2 - 発光間隔:約0.1〜約1.2秒*3(14500サイズ 保護回路付きリチウムイオン電池使用時)・約0.1〜約3秒*4(単3形ニッケル水素電池使用時)
- 発光回数:約250回(単3形2450mAhニッケル水素電池使用時)・約360回(14500 1000mAhリチウムイオン電池使用時)
- 閃光時間:1/400~1/20,000秒
- 色温度:約5,600K(ズームカバー取付時)
- バウンス角度 :上方90°、左右180°
- 操作モード:TTL/A/M/SD/SF/ビデオライト/マルチ発光/光学式ワイヤレス/NAS
- ワイヤレス方式:電波式ワイヤレスTTL(NAS・ニッシンエアシステム)*5および光学式ワイヤレスTTL(カメラメーカと互換)
- 電波通信:事前にペアリング設定を行ったユニットのみと通信(ペアリング不要で通信可能なOPENモードも搭載)使用可能範囲:最長100m(ペアリングするコマンダーの性能に依存します)
- 電波仕様 2.4GHz 帯 ISM バンド(技術基準適合証明取得済み)
- チャンネル数:8チャンネル
- 発光グループ:A/B/C/D/A/B/C/D 8グループ
- 光学式ワイヤレスTTL:A/B/Cグループ、チャンネル共通
- ストロボ調光補正:
TTL:-2.0~+2.0EV 1/3EVステップ
M/SD/SF:1/256〜1/1 1/3EV ステップ - FE/FV ロック、後幕シンクロ、ハイスピードシンクロ(HSS)/FP発光*6、赤目軽減モード、スローシンクロモード対応
対応可否は各カメラメーカーや機種ごとの仕様に依存します - AF補助光*7:0.7〜5m
- ビデオライト:白色LED
- 背面操作部:ダイヤル式マルチセレクター
- 付属品:ポーチ、フィルターホルダー、アンバーフィルター、ディフューザーキャップ、ミニスタンド
- 大きさ 約 116(H) x 73(W) x 98(D)mm
- 質量 約390g(電池除く)
*1 ズームカバーは取り外しが可能です。外した場合はフレネルレンズなしとなるため照射角は変更できません。
*2 使用可能ですが発光間隔や発光回数の面で充分な性能を得られないことがあります。
*3 マニュアル調光時。
*4 マニュアル調光時。
*5 電波式ワイヤレスでMG60を発光させるにはNASコマンダー(Air10s)またはNASコマンダー機能を搭載したストロボ(MG80 Pro)が別途必要です。(2021年10月現在)
*6 ハイスピードシンクロモードで発光時は、最小光量が1/32に制限されます。1/32未満の光量に設定して発光させた場合は、1/32の光量で発光します。
*7 ミラーレスカメラ等一部のカメラでは本機のAF補助光は動作しません。
※製品の仕様は、改良などにより予告なく変更することがあります。
本体及び付属品 MG60_Canon_Nikon_Sony_Manual_22010601.pdf(PDF:7.2 MB)
【ニッシンジャパン製品取扱説明書ダウンロードサービス利用上のご注意】
- 取扱説明書等の内容は、製品の仕様変更などで予告なく変更される場合があります。そのため、本サービスにおいて提供される取扱説明書の内容は、お客様がご購入になられた製品や現時点で販売されている製品に同梱の取扱説明書等の内容と異なる場合があります。
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- 本ウェブサイトに取扱説明書が公開されていても、対象機種が生産中止などの理由でご購入できない場合があります。
- キヤノン用 Ver.2(発売開始時)
- ニコン用 Ver.7(2023年3月)※
※本バージョンにアップデート後、モードダイヤルがSD, SF, NASの何れかの位置にある時に電源を入れると、まれに正常に起動しない(電池切れアイコンが表示されて充電されない)ことがある不具合が確認されています。正常に起動しない場合は数秒後にもう一度電源を入れるか、他のモードで電源を入れてから目的のモードに切り替えてください。→ Ver.7で改善しました
ファームウェアの変更履歴はこちら
■バージョンの確認方法
バージョンが表示されずに電源が入ってしまった場合は、電源ボタンを押しなおして一度電源を切り、パイロットランプを先に押してみてください。
■ファームアップの方法
- ファームウェアのアップデート手順を開始するには、以下のものが必要です。
・インターネットに接続されているコンピューター(WindowsまたはMac)。
・USB Type-C コネクタ採用のUSBメモリ(32GB以下)。一般的なType-Aコネクタを採用したUSBメモリにType-Cの変換アダプタを取り付けて使用することも可能です。(パソコン等と直接接続してアップデートすることは出来ません)
・フル充電されたリチウムイオン電池またはニッケル水素充電池。
- このページの最下部のリンクよりファームウェアファイルをダウンロードします。ファイルはZIP形式にて圧縮されていますので、コンピューター上で解凍をしてください。
- Windowsの場合
ダウンロードしたファームウェアファイルを「右クリック」し、すべて展開を選択します。このようなメッセージが開くので「展開(E)」をクリックします。指定した場所にファームウェアファイルが生成されます。
- Mac(macOS 12.3/ Safari)の場合
ファイルをダウンロードしたら、右上の下矢印(ダウンロード)ボタンをクリックし、開いたウインドウのルーペボタンをクリックします。表示されたフォルダー内にファームウェアファイルが入っていることを確認します。
※解凍時に「”(解凍して新しく出来たファイル名)”を展開できません。対応していないフォーマットです。」とエラーメッセージが表示されることがありますが、これは解凍後のファームウェアファイルをさらに解凍しようとして表示されるものです。ダウンロードしたファイルと同じ場所に新しいファイルが生成されていれば問題なく解凍できていますので、このエラーメッセージは無視してください。
- Windowsの場合
- コンピューターにUSBメモリを挿入します。フォーマット済みのUSBメモリを使用される場合は(4)へお進みください。
- 初期化されていないUSBメモリを使う場合は、USBメモリを初期化(フォーマット)します。ファイル形式はFAT(2GB以下)またはFAT32(4~32GB)にします。通常、新品のUSBメモリは初期化されていますのでそのまま使用できますが、USBメモリは必ず空の状態にしてください。
- Windowsの場合
必ず「FAT]もしくは「FAT32」を選択してください。
- Mac OSの場合
ディスクユーティリティから行います。
- Windowsの場合
- ファームウェアファイルのコピーが終わったUSBメモリをコンピューターから抜き、電源を切った状態のMG60に挿入します。
- MG60の電源を入れると、パイロットランプが黄色で点滅し自動的にアップデートが開始されます。
- 数秒~十数秒ほどでLEDが緑色に点灯したら完了です。電源を切り、USBメモリを抜きます。
【ファームウェアアップデートに関する注意】
- USBメモリにはファームウェア以外のファイルは保存しないでください。
- パイロットランプが点滅せずに電源が入ってしまった場合は、MG60がUSBメモリを認識していません。USBメモリと電源を入れ直してみてください。
- パイロットランプが黄色で点灯したままの場合は、MG60がUSBメモリまたはファームウェアファイルを認識していません。電源を切り、USBメモリに正しいファイルが保存されているかどうかご確認ください。
【ファームウェアファイル ダウンロード】
ダウンロードの前に必ず使用許諾契約書をお読みください。ダウンロードされた場合はこの本許諾書に同意されたものとさせていただきます。
使用許諾契約書を読む
ダウンロード開始(ニコン用 Ver. 7)
リチウムイオン充電池の使用について
◆免責事項
リチウムイオン充電池は、ニッケル水素充電池やアルカリ電池等と比べて熱やショート、機械的圧力に対する耐性が低く、発熱、破裂、発火を防ぐため、下記の注意事項を必ずお守りください。
電池を正しく取り扱わなかったり、電池の不具合により機器が故障した場合は、購入した時期に関わらず有償修理となります。同様に電池が発熱、破裂、発火することにより機器の周りの物品に損害を与えたり、怪我をした場合も弊社は一切の責任を負いませんのでご了承ください。
◆リチウムイオン充電池の使用環境に関する注意
1. リチウムイオン充電池を自動車のダッシュボードや窓際など直射日光の当る場所、炎天下駐車の車内など、高い温度になる場所に放置しないでください。リチウムイオン電池を漏液させる原因になる恐れがあります。
2. リチウムイオン充電池をストーブなどの熱源のそばに放置しないでください。発熱、破裂、発火の原因になります。
◆リチウムイオン充電池の使用に関する注意
1. 使用前に、必ず機器の取り扱い説明書、または注意書きをお読みください。
2. リチウムイオン充電池を使用する際は、必ず指定されたサイズの電池を入れてください。スペーサー等を用いたりして指定外の電池を使用すると、異常時に過熱保護機能などが正常に動作せず、電池が発熱、破裂、発火の原因になります。
3. リチウムイオン充電池は必ず保護回路を内蔵しているものを使用してください。保護回路が付いていない電池を使用すると、特に機器から取り外して持ち運ぶ際にショートなどによる発熱、破裂、発火のリスクが高まります。
4. リチウムイオン充電池を水、海水、ジュースなどの液体で濡らさないでください。リチウムイオン充電池に組み込まれている保護回路が壊れ、異常な電流、電圧でリチウムイオン電池が充電され、発熱、破裂、発火の原因になります。
5. リチウムイオン充電池はその電池に適合した充電器、ACアダプターを使用してください。適合していない充電器、ACアダプターで充電すると、充電条件が異なるため、発熱等、破裂、発火の原因になります。
6. リチウムイオン充電池はプラス・マイナスの向きが決められています。充電器や機器に接続する時にうまくつながらない場合は無理に接続しないでください。プラス・マイナスを逆に接続すると、リチウムイオン充電池が逆に充電され内部で異常な反応が起こり、リチウムイオン充電池を漏液、発熱、破裂、発火させる原因となります。
7. リチウムイオン充電池は充電器を介さずに直接電源コンセントや自動車のシガレットライターの差込口に接続しないでください。感電したり、高い電圧が加えられることによって過大な電流が流れ、リチウムイオン充電池を漏液、発熱、破裂、発火させる原因になります。
8. リチウムイオン充電池を自動車のダッシュボードや窓際など直射日光の当る場所、炎天下駐車の車内など、高い温度になる場所で充電しないでください。高温になると危険を防止するための保護機構が働き、充電できなくなったり、保護回路が壊れて異常な電流や電圧で充電され、発熱、破裂、発火の原因になります。
9. リチウムイオン充電池を火の中に投入したり、ホットプレートなどで過熱しないでください。絶縁物が溶けたり、ガス排出弁や保護機構を損傷するだけでなく、発熱、破裂、発火の原因になります。
10. リチウムイオン充電池のプラス端子とマイナス端子とを金属で接続しないでください。また、リチウムイオン充電池をネックレスやヘアピン、コイン、鍵などと一緒に持ち運んだり、保管しないでください。リチウムイオン充電池のプラスとマイナスがこれらの金属によりショートし、過大な電流が流れ、発熱、破裂、発火、あるいはこれらの金属などが発熱する原因になります。
11. リチウムイオン充電池に高所からの落下など強い衝撃を与えたり、投げつけたりしないでください。リチウムイオン充電池が変形したり、リチウムイオン充電池に組み込まれている保護機構が壊れ、異常な電流、電圧でリチウムイオン充電池が充電される可能性があり、発熱、破裂、発火の原因になります。
12. リチウムイオン充電池に釘を刺したり、ハンマーで叩いたり、踏みつけたりしないでください。リチウムイオン充電池が変形、保護機構が破損する可能性があり、発熱、破裂、発火の原因になります。
13. リチウムイオン充電池の端子に直接ハンダ付けしないでください。熱により絶縁物が溶けたり、ガス排出弁や保護機構が損傷し、発熱、破裂、発火の原因になります。
14. リチウムイオン充電池を電子レンジや高圧容器などに入れないでください。急に加熱されたり、密封状態が壊れたりして、発熱、破裂、発火の原因になります。
15. リチウムイオン充電池の充電や放電中に可燃物を上に載せたり、覆ったりしないでください。リチウムイオン充電池を発熱、破裂、発火させるおそれがあります。
16. リチウムイオン充電池を分解したり、改造しないでください。リチウムイオン充電池には危険を防止するためのガス排出弁や保護機構が組み込まれています。これらを損なうと、リチウムイオン充電池が発熱、破裂、発火する原因になります。
17. リチウムイオン充電池を長期間使用しない場合は機器から外して湿気の少ないところに保管してください。
18. 使用機器及び電池は乳幼児の手の届かないところに置いてください。不用意な取り扱いは危険を伴います。
19. 乳幼児や動物・ペットには、リチウムイオン充電池の取り扱い、運搬をさせないでください。(舐める、口に入れる、噛む 等の危険防止)
20. リチウムイオン充電池には寿命があります。機器の使用時間が短くなった時は、新しいリチウムイオン充電池とお取り替えください。
21. 電池の使用、充電、保管時の異臭、発熱、変色、変形、その他、今までと異なることに気づいた時は、機器あるいは充電器より取り出し、使用しないでください。使用継続の場合は電池が発熱、破裂、発火する原因になります
22. 電池が漏液したり、異臭がする時には、直ちに火気より遠ざけてください。漏液した電解液に引火し、破裂、発火する原因になります。