MG10 製品情報
- 概 要
- 仕 様・別売品
- 取扱説明書
- ファームウェア更新
- リチウムイオン充電池について(注意)
タイプ: マウントフリー
※カメラメーカーに合わせたコマンダーを別途お買い求めください。カメラ本体やカメラメーカー純正ストロボから本機を直接制御することは出来ません。
対応カメラ: コマンダーのカメラ対応表をご確認ください。
価格: 59,400円(税込66,000円)
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(その他の購入方法・取扱店)
※付属品等はこちらのページのリンク先よりご購入いただけます
■”マシンガンストロボ”MG8000譲りの高耐熱仕様
発光部に高耐熱クオーツ管(特許取得済)を採用。フルパワーでの連続発光にも耐える設計で、シャッタータイミングを逃すことなく撮影に集中できます。
■最大ガイドナンバー 80*1 (165Ws)
最大ガイドナンバー 80の大光量を実現。日中屋外でのストロボ撮影、ライティングアクセサリーを併用しての撮影など、余 裕の光量で撮影の可能性を広げます。
■シンプルな操作パネル。すべての操作はコマンダーから
本体の操作パネルは、電源ボタンとオープンモードボタン、チャンネル設定ダイヤルと発光グループ設定ダイヤルのみ。MG10の操作設定はすべてカメラに取り付けたAir10s(別売り)などのコマンダーから行います。
■取り外しも可能なマグネットスライド式ズームカバー(特許取得済)
外部オートズームを採用。マグネット式ズームカバーをスライドさせ、照射角をオートまた はマニュアルでコントロールします。ズームカバーを取り外せば、市販の挟み込みタイプのクリップオンストロボ用ホルダーに取り付けできます。
【注意】連続発光を行うと中の発光面が非常に熱くなりますので、カバーを外すときは発光面を絶対に素手で触らないでください。
■モデリングに使える内蔵モデリングライト
調光できるモデリングライト*2を発光ヘッドに内蔵。出力8Wで約4時間*3の連続照明ができます。
■ストロボでシャッターが切れる「ワイヤレスレリーズ」機能
本機とAir10sまたはMG80 Proを併用し、Air10s付属のリモートシャッター用ケーブルをカメラと接続した場合、グリップ部前面のシャッターボタンを押すことで、カメラのワイヤレスレリーズが可能となります。
■リチウムイオン電池用バッテリーカートリッジ
単3形電池8本用(アルカリ乾電池またはニッケル水素充電池)のバッテリーカートリッジ(電池含まず)に加え、26650タイプの市販リチウムイオン電池*(保護回路必須、※動作確認済み電池情報)が使用できるバッテリーカートリッジ(電池含まず)を標準装備。
* リチウムイオン電池の取り扱いについては、製品添付の「リチウムイオン充電池の使用について」または「取扱説明書」(PDFダウンロード版)を必ずご参照ください。
■最上位機種にふさわしい様々な新機能を搭載
(1) 複数台の Air10sやMG80 Pro をペアリングせずに使用できる「オープンモード」を搭載
(2) カメラの左右どちらにも装着を可能とする専用ブラケットが付属
(3) スタンド等に固定できる三脚ねじ穴を本体側面部に用意
(4) ズームカバー前面に装着する「フィルターホルダー」が付属
(5) マイクロSDカードスロット*4の搭載より自身で簡単にファームウェアの更新が可能
(6) シンクロコード接続によりマニュアル調光での発光が可能*5
*1 ISO100・m/照射角 200mm
*2 モデリングライトの光量はマニュアル調光時の発光量に連動します。常に一定です。ファームウェアVer.9より発光量固定(最大光量)に仕様変更しました
*3 明るさや点灯可能時間は使用する電池の種類や状態により異なります。
*4 マイクロ SD カードは付属しません。
*5 ズームカバー取付時は照射角が50mmの位置に固定されます。また、モデリングライトは使用できません。
【各部名称】
【付属アクセサリー】
※アクセサリーは保証対象外となります。
【MG10 主な仕様】
- タイプ:マウントフリー(コマンダーからの制御専用)
- ガイドナンバー:
80(ISO100・m/照射角200mm時)
47(ISO100・m/照射角35mm時) - 放電管出力:165Ws
- カバー焦点距離:24〜200mm・付属ワイドパネル使用時は16mm*1
- 電源:単3型8本(別売)または26650サイズ 保護回路付きリチウムイオン充電池(別売)
- 電池収納方式:専用単3バッテリーカートリッジ、または専用リチウムイオンバッテリーカートリッジ*2
- 発光間隔:0.1〜3.5秒(単3形電池使用時)・0.1〜2.8秒(リチウムイオン充電池使用時)・0.1〜1.5秒(外部電源 PS 8 併用時)
- 発光回数:約200回(単3形アルカリ乾電池使用時)・約600回(5200mAhリチウムイオン充電池使用時)
- 閃光時間:1/400~1/20,000秒
- 色温度:約5,600K(ズームカバー取付時)
- 動作モード:[ワイヤレス] TTL/マニュアル・[シンクロコード接続時] マニュアル*3
- ワイヤレス方式:電波式ワイヤレス TTL スレーブ(NAS規格に準拠したコマンダーまたはコマンダー機能内蔵ストロボより制御)
- 通信:事前にペアリング設定を行ったスレーブユニットのみと通信(ペアリング不要で通信可能なOPENモードも搭載)使用可能範囲:最長100m(ペアリングするコマンダーによって異なります)
- 電波仕様:2.4GHz 帯 ISM バンド(技術基準適合証明取得済み)
- チャンネル数:8チャンネル
- 発光グループ:A/B/C/D/A/B/C/D 8グループ
- ストロボ調光補正: -2.0~+2.0 1/3EV ステップ(Air10s 使用時)
- ヘッド可動範囲:上方 90°・下方 7°・左 180°・右 180°、正面位置ロック機構付
- FE/FV ロック、後幕シンクロ、ハイスピードシンクロ*4、赤目軽減モード、スローシンクロモード対応
(対応可否は各カメラメーカーや機種ごとの仕様に依存します) - AF補助光:なし
- モデリングライト:白色 LED4個 8W
Air10s より25段階調光(マニュアル調光時の発光量に連動)ファームウェアVer.9より発光量固定(最大光量)に仕様変更しました - 背面操作部:電源ボタン、オープンモードボタン
通信チャンネル設定ダイヤル(シンクロコード接続時の光量設定ダイヤル兼用)
発光グループセレクトダイヤル(リモートレリーズモード設定兼用)
外部端子:外部電源端子、シンクロ端子、MicroSD カードスロット(ファームウェア更新用)
三脚ねじ穴:1箇所(本体側面・1/4 インチ) - 付属品:ワイドパネル、フィルター装着用パネル、アンバーフィルター、専用ブラケット、
ソフトケース、簡易型アンブレラホルダー、単3電池専用バッテリーカートリッジ、
リチウムイオン電池専用バッテリーカートリッジ - 大きさ 約 210(H) x 80(W) x 145(D)mm
- 質量 約 975g(電池除く)
*1 コマンダーが対応している場合はオートズーム機能が使用できます。ズームカバーは取り外しが可能です。外した場合はフレネルレンズなしとなるため照射角は変更できません。
*2 従来のクイックローディング方式のバッテリーマガジン(BM-01・BM-02)は使用できません。
*3 市販のシンクロケーブルでカメラと接続することでマニュアル調光専用ストロボとして使用できます。
*4 ハイスピードシンクロモードで発光時は、最小光量が1/32に制限されます。1/32未満の光量に設定して発光させた場合は、1/32の光量で発光します。
※製品の仕様は、改良などにより予告なく変更することがあります。
本体及び付属品 MG10_Manual_181205(PDF:5.2 MB)
別売L2充電器 L2_Manual_V1_181113(PDF:0.6 MB)
別売L4充電器 L4_Manual_200703(PDF:1.9 MB)
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- 9(2022年10月更新)
ファームウェアの変更履歴はこちら
■バージョンの確認方法
MG10の電源が切れた状態から、パイロットランプ(テスト発光ボタン)と電源ボタンを長押しします。
電源が入ったら、電源ボタンは押したまま、パイロットランプからは手を離します。
パイロットランプが赤色で点滅します。点滅の回数がバージョンを表します。
■ファームアップの方法
(1)32GB以下の容量のmicroSDカード*を用意し、下記のリンクよりダウンロードしたファイルを解凍し、解凍したファイルだけをカードに入れます。
*ノーブランド品のmicroSDカードでファームアップが出来ない事例が報告されていますのでご注意ください。
(2)MG10のヘッドを上方向90度まで上げると、根元部分にmicroSDカードスロットが見えますので、本体の電源を切った状態で「カード上面がストロボのグリップ側(カードの端子面がストロボ発光部側)」になるよう挿し込みます。しっかり奥まで入れるとカチッと音がしてカードが固定されます。
(3)電源を投入するとファームウェアの書き込みが自動的に始まります。この時カード脇のLEDが赤点滅します。この状態では絶対に電源を切ったりカードを抜いたりしないでください。
(4)アップデートが終了すると、LEDが緑点灯の状態になります。そのままカードを抜いて完了です。再度電源を投入して正常に動作すること・ファームウェアのバージョンが合っていることを確認してください。
【ファームウェアアップデートに関する注意】
- microSDカードは必ず32GB以下の容量で、FATまたはFAT32フォーマットされたものをお使いください。
- 64GB以上の容量のmicroSDXCカードや、NTFSフォーマット・Mac OS拡張フォーマットなどで初期化されたカードは認識できません。
- microSDカードには、ファームウェアファイル以外は入れないでください。正常にファームウェアの更新ができない可能性があります。
- デジタルカメラ等でフォーマットしたカードでもご利用いただけますが、アップデート失敗の原因となりますので、ファームウェアファイル以外のフォルダーや画像データなどは必ず削除してから作業を行ってください。
- アップデート作業を開始した際、すぐに緑LEDが点灯した場合は、SDカードスロットに汚れや接触不良などがありファームウェアファイルが正常にロードできなかった状態です。その場合はmicroSDカードを抜かず、電池を抜き電源をオフにしてから再度電源を投入してみてください。何度か繰り返し正常にファームウェアファイルがロードできれば問題ございませんが、アップデートできなかった場合は本機が動作しなくなることがあり、この場合は本機を弊社までお送り頂く必要がございます。ご了承ください。
【ファームウェアファイル ダウンロード】
ダウンロードの前に必ず使用許諾契約書をお読みください。ダウンロードされた場合はこの本許諾書に同意されたものとさせていただきます。
リチウムイオン充電池の使用について
◆免責事項
リチウムイオン充電池は、ニッケル水素充電池やアルカリ電池等と比べて熱やショート、機械的圧力に対する耐性が低く、発熱、破裂、発火を防ぐため、下記の注意事項を必ずお守りください。
電池を正しく取り扱わなかったり、電池の不具合により機器が故障した場合は、購入した時期に関わらず有償修理となります。同様に電池が発熱、破裂、発火することにより機器の周りの物品に損害を与えたり、怪我をした場合も弊社は一切の責任を負いませんのでご了承ください。
◆リチウムイオン充電池の使用環境に関する注意
1. リチウムイオン充電池を自動車のダッシュボードや窓際など直射日光の当る場所、炎天下駐車の車内など、高い温度になる場所に放置しないでください。リチウムイオン電池を漏液させる原因になる恐れがあります。
2. リチウムイオン充電池をストーブなどの熱源のそばに放置しないでください。発熱、破裂、発火の原因になります。
◆リチウムイオン充電池の使用に関する注意
1. 使用前に、必ず機器の取り扱い説明書、または注意書きをお読みください。
2. リチウムイオン充電池を使用する際は、必ず専用のバッテリーホルダーに指定されたサイズの電池を入れてください。スペーサー等を用いたりバッテリーホルダーを改造するなどして指定外の電池を使用すると、異常時に過熱保護機能などが正常に動作せず、電池が発熱、破裂、発火の原因になります。
3. リチウムイオン充電池は必ず保護回路を内蔵しているものを使用してください。保護回路が付いていない電池を使用すると、特に機器から取り外して持ち運ぶ際にショートなどによる発熱、破裂、発火のリスクが高まります。
4. リチウムイオン充電池を水、海水、ジュースなどの液体で濡らさないでください。リチウムイオン充電池に組み込まれている保護回路が壊れ、異常な電流、電圧でリチウムイオン電池が充電され、発熱、破裂、発火の原因になります。
5. リチウムイオン充電池はその電池に適合した充電器、ACアダプターを使用してください。適合していない充電器、ACアダプターで充電すると、充電条件が異なるため、発熱等、破裂、発火の原因になります。
6. リチウムイオン充電池はプラス・マイナスの向きが決められています。充電器や機器に接続する時にうまくつながらない場合は無理に接続しないでください。プラス・マイナスを逆に接続すると、リチウムイオン充電池が逆に充電され内部で異常な反応が起こり、リチウムイオン充電池を漏液、発熱、破裂、発火させる原因となります。
7. リチウムイオン充電池は充電器を介さずに直接電源コンセントや自動車のシガレットライターの差込口に接続しないでください。感電したり、高い電圧が加えられることによって過大な電流が流れ、リチウムイオン充電池を漏液、発熱、破裂、発火させる原因になります。
8. リチウムイオン充電池を自動車のダッシュボードや窓際など直射日光の当る場所、炎天下駐車の車内など、高い温度になる場所で充電しないでください。高温になると危険を防止するための保護機構が働き、充電できなくなったり、保護回路が壊れて異常な電流や電圧で充電され、発熱、破裂、発火の原因になります。
9. リチウムイオン充電池を火の中に投入したり、ホットプレートなどで過熱しないでください。絶縁物が溶けたり、ガス排出弁や保護機構を損傷するだけでなく、発熱、破裂、発火の原因になります。
10. リチウムイオン充電池のプラス端子とマイナス端子とを金属で接続しないでください。また、リチウムイオン充電池をネックレスやヘアピン、コイン、鍵などと一緒に持ち運んだり、保管しないでください。リチウムイオン充電池のプラスとマイナスがこれらの金属によりショートし、過大な電流が流れ、発熱、破裂、発火、あるいはこれらの金属などが発熱する原因になります。
11. リチウムイオン充電池に高所からの落下など強い衝撃を与えたり、投げつけたりしないでください。リチウムイオン充電池が変形したり、リチウムイオン充電池に組み込まれている保護機構が壊れ、異常な電流、電圧でリチウムイオン充電池が充電される可能性があり、発熱、破裂、発火の原因になります。
12. リチウムイオン充電池に釘を刺したり、ハンマーで叩いたり、踏みつけたりしないでください。リチウムイオン充電池が変形、保護機構が破損する可能性があり、発熱、破裂、発火の原因になります。
13. リチウムイオン充電池の端子に直接ハンダ付けしないでください。熱により絶縁物が溶けたり、ガス排出弁や保護機構が損傷し、発熱、破裂、発火の原因になります。
14. リチウムイオン充電池を電子レンジや高圧容器などに入れないでください。急に加熱されたり、密封状態が壊れたりして、発熱、破裂、発火の原因になります。
15. リチウムイオン充電池の充電や放電中に可燃物を上に載せたり、覆ったりしないでください。リチウムイオン充電池を発熱、破裂、発火させるおそれがあります。
16. リチウムイオン充電池を分解したり、改造しないでください。リチウムイオン充電池には危険を防止するためのガス排出弁や保護機構が組み込まれています。これらを損なうと、リチウムイオン充電池が発熱、破裂、発火する原因になります。
17. リチウムイオン充電池を長期間使用しない場合は機器から外して湿気の少ないところに保管してください。
18. 使用機器及び電池は乳幼児の手の届かないところに置いてください。不用意な取り扱いは危険を伴います。
19. 乳幼児や動物・ペットには、リチウムイオン充電池の取り扱い、運搬をさせないでください。(舐める、口に入れる、噛む 等の危険防止)
20. リチウムイオン充電池には寿命があります。機器の使用時間が短くなった時は、新しいリチウムイオン充電池とお取り替えください。
21. 電池の使用、充電、保管時の異臭、発熱、変色、変形、その他、今までと異なることに気づいた時は、機器あるいは充電器より取り出し、使用しないでください。使用継続の場合は電池が発熱、破裂、発火する原因になります
22. 電池が漏液したり、異臭がする時には、直ちに火気より遠ざけてください。漏液した電解液に引火し、破裂、発火する原因になります。