【注意】
ホットシュー交換にはドライバーなどの工具が必要です。内部部品に触れる可能性があるため上級者向けの作業となります。またシューをお客様が交換されたことに起因する故障・不具合の保証はございません。
作業に関連しない内部部品やコードはいじらないようにしてください。作業に不安がある場合は、弊社サービス宛にお送り頂く「通常修理」(修理料金は軽修理扱いとなります)をお勧めいたします。
シュー部品のみを別マウント用のものに交換しても、対応カメラを変更することはできません。元のマウントと異なるシューへ交換された場合、オンカメラ撮影時はモードを問わず正常に動作しません。(ファームウェアを書き換えても動作しません)
【用意するもの】
・ストロボ本体
・交換用ホットシューパーツ (ニッシンデジタル・ダイレクト本店でお求め頂けます)
・精密プラスドライバー (サイズ:0番)
写真のストロボは「Di700A ソニー用」です。ツメが片方折れています。
シュープレートが樹脂製となっていますので、強い衝撃を加えると破損しやすい部分です。
1. 電池を抜き、シュー根元にある4本のねじを外します
精密プラスドライバーを使い、4本のねじを外します。外したねじは再利用しますので紛失しないよう注意してください。
ねじが固くて回らない場合は、無理に回すと溝が潰れて外せなくなってしまいますので、ドライバーを(樹脂部品が破損しない程度に)ねじに強く押し当ててゆっくりと回してみてください。
(手を滑らせてストロボ本体を押さえている手にドライバーの先端を当ててけがをしないよう十分ご注意ください)
2.シュー本体を引き出します
ねじが外れたら、シュー部品を持って引きあげます。コードがつながったままなので強く引っ張りすぎないよう注意してください。
3. シューコードを引き抜き、破損したシュー部品を取り外します
シュー部品のコードには向きがありますので、あとで向きを見間違えないようメモしておくことをお勧めします。
4. スペーサーがある場合はスペーサーを忘れずに
ソニー用・フォーサーズ用・富士フイルム用には、シュー部品と本体の間にスペーサーが挟まっています。
作業中にスペーサーは外しても構いませんが、組み立てるときには忘れずに装着してください。
5. 逆の手順で組み立てて完成
ニッシンストロボのうち、Di700A・Di700(旧製品)だけはユーザーによるシュー交換が可能ですので、腕に自信のある方・修理に時間をかけたくない方はこちらを参考にご自身で部品交換していただくのも良いかと思います!
なお、ホットシュー形状が類似しているi40・i60A・Air1・Air10sは、一部仕様が異なるためお客様による交換はできません。
その他の製品につきましてもお客様が交換できる設計になっておりませんので、絶対に分解しないでください。
左:i40用ホットシュー 右:Di700A用ホットシュー
交換用ホットシュー部品は、各マウント用をニッシンデジタル・ダイレクト本店にてお取扱しておりますので、ぜひともご活用いただければと思います!!
Di700A/Di700 各マウント(キヤノン・ニコン・ソニー)用ホットシューASSY
Di700A (オリンパス/パナソニック(FT)・富士フイルム)用についついてはお問い合わせください。