「↔距離」を変えた場合の変化について、まずは被写体とライトの距離が約2m30cmのときです。約23°(正面寄り)の位置から被写体に近づいてみます。
【距離:約2.3m】
光がよく回るため、影が薄めについています。背景紙まで光が回るため、白い背景紙が明るめのグレーになっています。
アンブレラで柔らかさもありつつ、はっきりとした写りになっています。
【距離:約1m】
光の回り込みが少なくなり、影がグッと落ちてシャープな印象です。背景への光の回り込みも少なくなり、暗めのグレーになっています。
ライトが近づくことにより光源の大きさが相対的に大きくなり、滑らかな描写になっています。
以上のようにバリエーションを撮影していくことができます。
基本ポジションの調整と目的にあわせたバリエーション撮影がスムーズにできるよう練習してみてください。
オフカメラ・ライティングの始め方(2) 「直射」を使いこなそう!
もっと詳しく知りたい!聞きたい!方は、
Youtubeのご視聴、またはワークショップへのご参加をぜひお願いします。
モデル:有栖川姫子
撮影・執筆:えはらあい
監修:國頭公之