ハコスタジアム ライティング・バイブル
第4回:ボールプール編
ニッシンジャパンはコスプレアミューズメントスペース
「HACOSTADIUM OSAKA」、「HACOSTADIUM cosset 大阪日本橋店」さんにお邪魔しました!
様々なシチュエーションで撮影ができるハコスタジアムさんにて、ニッシンストロボを使った撮影を実施!
撮影した写真と、その写真の撮影方法をシリーズで紹介していきたいと思います。
第4回は「HACOSTADIUM cosset 大阪日本橋店」さんのボールプールで撮影した写真をご紹介します。
▼今回の写真はこちら!▼
モデル:ここなさん、愛音さん 撮影:えはらあい
(画像クリックで大きく表示できます)
ボールが浮いています〜。ポップで元気な感じですね!
動いてる物の動きを止めた写真が、ストロボを使えば簡単に撮れちゃいます。
それでは早速撮影方法を見て行きましょう。
撮影方法
今回はライティング自体は至ってシンプルです。
正面上部から、透過タイプのアンブレラ1灯を発光させています。
(1)Di700 アンブレラ(透過光) ワイドパネル 光量 1/8
透過タイプのアンブレラ(トランスルーセントアンブレラ 等と呼びます)は、反射タイプのアンブレラと違い光を透過させディフューズ(拡散)させるものです。
傘の外側を被写体に向け、アンブレラを通り抜けた光でライティングします。
柔らかく、かつ方向性のある光になります。
光らせるとこのような感じです。
傘全体が白く光っているのが分かるかと思います。
ストロボの光は瞬間光なので、シャッタースピード関係なく被写体の動きを止めることができます。
ただし、室内光等で明るい状態でシャッタースピードを遅くしすぎると、室内光を拾ってブレたり、動いたものが残像のように写ったりします。
ピタッと止めたい場合シャッタースピードが遅くなりすぎないよう注意してください。
ちなみにこの写真の撮影時は、室内光を拾わないよう念のためブース内の照明を消して撮影しました。
後はシャッターに合わせてタイミングよくボールを投げてもらうだけ!
かけ声をかけて、ボールが丁度いい位置に来るように何度もボールを投げてもらいました。
ちなみに今回は15回程投げてもらってOKカットが撮れました。
モデルさんが疲れすぎない程度で挑戦しましょう!
【HACOSTADIUMからのお願い】
※レフ板やソフトボックス、
※撮影スペースには高さの低い照明やシャンデリアなどの装飾があり
今回撮影させていただいたのは、HACOSTADIUM cosset 大阪日本橋店さんのボールプールでした。
物が浮いていたり動きが止まっている写真は、シャッタースピードを速くできる明るい屋外じゃないとできない…と思っていた方もいるのではないでしょうか。
あまり明るくない屋内でも、今回のようにストロボを使用すれば簡単にできるんです。
今回はボールですが、花びらを散らせたり、モデルさんがジャンプしてる瞬間を撮ったり…、アイディア次第で色々なことができると思います。
是非ストロボを使って動きのある写真に挑戦してみてください♪
(2014/11/19 撮影・文章:えはらあい)
撮影データ
絞り F 4
シャッタースピード 1/200 [ライティング設定] (1)Di700 アンブレラ(透過光) ワイドパネル 光量 1/8
[撮影機材一覧]
直販・特定販売店限定モデル
ガイドナンバー54(200mm)、28(35mm) *ISO100
新たに電波式ワイヤレスTTLシステム(NAS)を搭載、簡単で素早い操作性。デジタル一眼レフカメラ用TTLストロボ。キヤノン用/ニコン用/ソニー用/富士フイルム用/フォーサーズ用。
ダイレクト販売限定モデル
ソケット2個付きニッケル水素充電タイプのハイパワー「ストロボ用外部電源」。カセット式電池パック。モバイルWiFiルーター、iPadなどUSB機器の充電も可能。
撮影・制作
ニッシンデジタル