※改造は自己責任でお願いします。
※万が一改造することにより製品に故障や破損などの不具合が生じても当社は一切責任を負いませんのでご注意ください。
はじめに
MG10やMG8をご利用中のお客様から
- カメラに取り付けたブラケットが回転してしまうことがある
- ブラケットをもっと簡単に脱着したい
- ブラケットを取り付けると三脚使用時に安定しない
- 手持ちのカメラ用ブラケットやリグを利用したい
といったご意見をいただいております。中には、MG10/MG8のグリップにアルカスイス互換のクランプを取り付けられているお客様もいらっしゃったため、弊社でも取り付け方法を模索していましたが、簡単に取り付ける方法を見い出せておりませんでした。
この度、MG10/MG8は無加工のまま、簡単かつ低コストでクランプを取り付ける方法を考案しましたのでお知らせいたします。
なお、この改造方法は弊社サービスではお承りしておりません。あくまでも情報共有のみとさせていただき、ユーザー様が改造を行う場合は、自己責任とさせていただきますので予めご了承お願いします。
準備するもの
- アルカスイス互換クランプ(両端にM4ネジが通る穴が開いていて、ナットを締めるスペースがあること)
- M4皿ネジおよびナット2組(腐食防止のためステンレス製推奨)
- 先が細いラジオペンチ(一般的なソケットレンチではクランプ本体に干渉してナットを回せないため)
- アルカスイス互換のプレート、L型ブラケット、リグ等(回転防止のため使用するカメラ専用に設計されたものがおすすめ)
手順1
MG10/MG8のレールの穴にネジ2本を頭から挿入後、抜けないように横にスライドさせます。
手順2
クランプの穴に2本のネジを通し、クランプをスライドさせて固定位置を決めます。(レールからネジが抜ける位置にならないように注意してください)
手順3
ナットを取り付けます。
最初は工具を使用せず、ネジが空回りしないよう指先の腹などでナットを下に押し付けながら時計回りにゆっくりと回し、数回転分噛み合せます。
手順4
ナットがネジに噛み合ったら、ネジが空回りしないよう片手でクランプを持ち上げながら(持ち上げないとネジが空回りして締め付けられません)ラジオペンチでナットをしっかりと締め付けます。
完成!
※脱落防止のため、適時ネジを締め直してください。