ニッシンデジタル - ストロボ・フラッシュ

PS8 FAQ

【PS8】パワーパックを接続したのにストロボの電源が入りません

パワーパック PS 8 をご利用になる場合、仕様上ストロボ本体内にも電池が必要です。
(カメラメーカー純正の外部電源を使用する場合も同様です。詳細は使用するストロボの取扱説明書をご参照ください。)

通常、ストロボは乾電池などの単一の電源(6V前後)から、発光量の制御や液晶パネル、ズーム機構などに用いられる低電圧の回路用の電力と、発光管用のメインコンデンサーに充電するための300V以上の電圧の回路用の電力を同時に変換、供給しています。

パワーパック(外部電源)は後者のメインコンデンサーに充電するための電力を外部からストロボ本体に供給することにより、充電時間の短縮や発光回数の増加の効果が見込まれますが、内部回路用の電源が別に必要なため、ストロボ本体にも電池を入れないとストロボの電源が入りません。(以前、装置内に2種類の電池(315Vなどの積層電池および単3電池)を入れて同時に2種類の電圧を出力するタイプの外部電源が他社から発売されていましたが、現在はストロボ側がそういった仕様の外部電源に対応しておりません)

なお、パワーパック(外部電源)を使用すると大光量での連続発光が可能になりますが、発光管の発熱により、発光部ユニットの劣化やフレネルレンズの変形・焦げ付きが急激に進むことがありますのでご注意ください。